自律神経を整える方法とは。 対症療法から根本療法まで紹介

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自律神経失調症の女性のイラスト

一般的には、自律神経が乱れる原因は【ストレス】だといわれています。

しかし、このストレス原因説は間違っていることが多いです。

原因が間違っている→その対処方法も間違っている→自律神経の悩みが改善しない・・・
ということに陥ってしまっていることが多いです。

薬・漢方薬を飲む、腹式呼吸をする、リラックスする音楽を聴く・・などしても改善しないのは、このように原因から間違っているせいかもしれません。

このページでは、一般的にいわれている対処方法の簡単な説明、自律神経が乱れる原因自律神経を根本的に整える方法などをお伝えしますので、ご参考にしてください。

自律神経とは

自律神経とは、本人の意志とは関係なく、生命を維持するための機能を24時間コントロールする神経のことです。

自律神経は主に

「呼吸・血液循環・代謝・体温調節・消化・吸収・生殖・排泄・免疫」

などを自動的に調整しています。

自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2つの種類があります。
交感神経と副交感神経のバランスのイラスト
交感神経とは、心と身体を活動的にする神経のことです。

逆に副交感神経とは、心と身体を休息させる神経のことです。

人の心と身体は、交感神経と副交感神経がまるでシーソーのようにバランスを取りながら日々の活動を支えています。

自律神経を整える方法について

自律神経は、生命を維持するための機能を24時間コントロールする大切な神経ですので、自律神経が乱れてしまうと心身に不調をきたしてしまいます。

そして現代社会を生きる私たちは、どちらかというと交感神経優位の生活になりやすいです。

ですので、自律神経を整える方法としてよく紹介されているものは、副交感神経優位にするものがほとんどです。

副交感神経を働かせることで、心身をゆっくり休めてリラックスしやすくなります。

色々な方法がありますので、紹介させていただきます。

①呼吸法で副交感神経を優位に

深呼吸をしている女性のイラスト

副交感神経を優位にすると言われている呼吸法をご紹介します。

やり方は、吸う時間の2倍以上かけて息を吐くだけです。
(例)
4秒で吸う
8秒以上かけて息を吐く
4秒で吸う
8秒以上かけて息を吐く
・・・これを5分以上繰り返し行うことをお勧めします。
焦らずゆっくりやってみてください。

②規則正しい生活をする

私たちの自律神経のリズムは、朝から午前中は交感神経優位、夕方から夜は副交感神経優位となってバランスを保っています。

しかし、例えば夜更かしをすると、本来、副交感神経が優位にならなければいけないところを無理やり交感神経を働かせる行為ですので、自律神経が乱れやすくなります。
眠れない人のイラスト
夜更かしをしたために翌朝起きれないと、朝のリズムも乱れます。

規則正しい生活をすることで、本来の自律神経のリズムを取り戻しましょう。

③リラックスする音楽を聴く

リラックスする音楽を聴くと、ゆったりしたリズムによって副交感神経が優位に働きやすくなります。
リラックスしている女性のイラスト
ただし、眠れない時にゆったりした音楽を聴くと脳が目覚めてしまいます。

聴いてなくても音楽をかけているだけで、自然に耳から脳に刺激が入って眠れなくなります。

就寝時には音楽はかけないようにしましょう。

④ぬるめのお風呂で半身浴をする

副交感神経優位だと手足の末端まで血行がよくなります。

ぬるめのお風呂で半身浴をすると、末端まで血行がよくなり副交感神経優位の時の状態になります。

体はリラックスしていきます。

⑤ゆったり楽しく食事をとる

副交感神経優位だと消化器系の働きが活発になります。

ゆっくり楽しく食事をとると副交感神経優位になり、消化器系の働きも活発になるのでおススメです。

⑥アロマオイルなどでリラックスする

アロマの香りで自律神経を整えているイラスト

香りは脳の偏桃体というところに直接刺激がいくと言われています。
リラックしたい時に有効な香りは、『ラベンダー』や『ベルガモット』などです。

ラベンダー:リラックス効果
ベルガモット:イライラ・ストレスの緩和

逆に活発になりたい時の香りは、『グレープフルーツ』や『ペパーミント』です。

⑦よく笑う

笑うことで副交感神経優位になりやすいといわれています。

免疫力も働きやすくなります。

本当に笑わなくても、笑顔を作るだけで脳が勘違いをして、実際に笑った時と同じ効果があることが分かっています。

⑧過度なストレスの原因を遠ざける

適度なストレスは生きていくために必要な刺激です。

しかし過度なストレスは、身体を常に交感神経優位の戦闘態勢にしてしまいます。

長い時間過度なストレスにさらされて眠れない、食事が喉を通らない等になってきた時には、できれば過度なストレスの原因を遠ざけるとよいです。(難しいとは思いますが・・)

⑨自律神経失調症の症状に対処する方法

また、自律神経を整えるのではなく、症状に対処する方法もあります。

    具体的には、

  • 医薬品を飲む
  • 漢方薬を飲む
  • 針療法を受ける
  • 各種サプリメントを飲む
  • などです。

これらの方法は、自律神経を整えたり自律神経に作用するのではありません。

めまい、息苦しい、眠れない、、、などの症状をおさえる働きがあります。

しかし、これらの方法はどれも一時的です。

一時的というのはどういうことかというと、【それをした時には良い気がするけれど、その後はまた元の悪い状態に戻ってしまう】ということです。

これら一時的によくする方法や、医薬品・漢方薬などは【対症療法】といいます。

対症療法・一時的な方法の副作用・注意点

対症療法・一時的な方法には、注意点があります。

    人によっては・・

  • 『これらの方法を行ってもよくならない』と益々悩んでしまう。
  • やる時間がなくて悩む
  • ストレス原因を遠ざけることができない状況

など、これら一時的な方法のせいで、益々深く悩んでしまう方もいらっしゃいます。

また、最も注意しなければいけない副作用があります。

それは、、、

【一時的にでも、良くなった気がしてしまう】という点です。

一時的にでも良くなった気がしてしまうことによる悪化

一時的にでも良くなった気がしてしまうと、満足感が得られる。

多少つらくても、しのいでいけるようになる。

その方法に『依存』してしまうようになる。

その方法がないと不安になってしまう。

不安になりたくないので、益々依存して頼ってしまう。

一時的によくなった気がしても、体の内側では益々悪化していて、もっとひどい症状に悪化してしまう

・・・ということが多いです。

頼りすぎないように、適度な距離感でやってみることをおススメします。

一時的な対症療法ばかりが知られている理由

ではなぜ、このような一時的な対症療法ばかりが知られているか、というと、、、

自律神経が乱れる原因と一般的にいわれていることが、間違っているからです。

あなたは、自律神経が乱れる原因は何だと思いますか?

多くの方は【ストレス】と答えると思います。

色々なところで、ストレスが原因で自律神経が乱れるといわれていますからね。

しかし、実はこのストレス原因説が間違っているのです。

自律神経は、ストレスが原因で乱れているのではありません。

正しくは、自律神経が乱れているからストレスに対処できない体になってしまうのです。

ストレスに対処するホルモン、体を修復するホルモン、喜びや快楽を感じるホルモン等の各種ホルモンが体から分泌されます。

しかし、自律神経がちゃんと働いていないと、これら様々なホルモンが分泌されなくなってしまうのです。

ホルモンが分泌されないために、めまい、動悸、息苦しい、胃が痛い、眠れない、疲れがとれない。、、などの様々な不調をきたしてしまうのです。

まずストレスを何とかしようと思うのではなく、まず自律神経の働きを根本的に改善することが先です。

一般的に広まっている事は、原因も間違っているし、やることも対症療法ばかりなので、自律神経が整いません。

自律神経が整わないので、自律神経失調症などの諸症状が改善しないで悩む方が多いのです。

これは本当に可哀想なことだと思っています。

自律神経が乱れる本当の原因とは?

自律神経が乱れると、

「頭が痛い」

「フラフラする、ふわふわ感がある」

「息切れする」

などの自律神経失調症の症状がでる時があります。

ただし、医療機関でみてもらっても「原因不明」といわれることがあります。

ところで自律神経が乱れる本当の原因とは一体何でしょうか?

自律神経が乱れる本当の原因とは「骨盤や背骨の歪み」です。

自律神経は、背骨にある脊髄(せきずい)とつながっている神経です。
自律神経の系統図イラスト

そのため骨盤や背骨が歪むと、神経が圧迫され、結果自律神経が乱れる」という関係になります。

また、自律神経は様々な臓器や器官と繋がっています。

背骨が歪んで自律神経の働きが乱れれば、その先に繋がっている臓器や器官の働きが悪くなってしまいます。

その結果として、諸症状があらわれるのです。

この歪みによる神経圧迫を取り除かずに対症療法をしても、改善しないどころか、時間の経過とともに益々悪くなってしまうのです。

自律神経は、正しく知って、正しく対処すれば自然に整います。

今までは、知らなかったから仕方ないことですよね。

自律神経失調症を根本的に改善する方法とは?

骨盤や背骨が歪むと、自律神経失調症を引き起こし「頭が痛い」「フラフラする、ふわふわ感がある」「心臓が激しく鼓動する」「息切れする」などの不快な症状を「合図」として引き起こします。

では、自律神経失調症を根本的に改善するには一体どうすればよいのでしょうか?

自律神経を根本的に改善するには「骨盤や背骨の歪みを正すこと」です。

骨盤や背骨の歪みを正せば、自律神経は自然に整ってくれます。

特に、緊張し過ぎて頭痛・不眠症・呼吸が浅い・めまいなどになる方は、副交感神経の領域を整えることが必要です。

副交感神経は、緊張をやわらげる働きがあります。

副交感神経が働きづらくなっていると、緊張しすぎてしまいます。

副交感神経が働きづらい原因は、骨盤や背骨の歪みによることが多いです。

骨盤や背骨を整えることで、自然にリラックスできるようになります。

もちろん、背骨からは様々な臓器や器官へと自律神経が繋がっていますので、全体を整えることが重要になります。

背骨や骨盤を整えれば、自然に自律神経が整い、様々な症状から自然に解放されます。

もし、医療機関でも改善しない自律神経失調症でお悩みであれば「カイロプラクティック」を利用されてみることをおすすめします。

なぜなら、カイロプラクティックは「骨盤や背骨と自律神経の専門家」だからです。
カイロプラクティックイメージ
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