高齢者の「頭痛・だるさ」は熱中症かも?|家族が知っておきたい見分け方と対処法
🧊「また頭が痛いって言ってるけど…」と心配になるあなたへ
「最近、母が“なんだか頭が重い”ってよく言うようになった」
「父が“暑くない”って言って冷房をつけたがらない」
そんなふうに感じている50代60代の方へ。
それ、もしかしたら“熱中症のサイン”かもしれません。
高齢になると、体温の感覚が鈍くなったり、
汗をかきにくくなっていたりと、周囲が思っている以上に体調の変化に気づきにくいことがあります。
この記事では、高齢の親御さんを気づかうあなたのために、
「熱中症による頭痛」や「見逃しやすい体調変化」について、わかりやすくまとめています。
☀️ 高齢者に多い“隠れ熱中症”とは?
「冷房をつけているから大丈夫」
「汗をかいていないから熱中症ではない」
そんなふうに思われがちなのが、高齢の方に多い「隠れ熱中症」です。
年齢を重ねると、体温を感じる機能や発汗機能が低下してくるため、
周囲が気づかないうちに熱中症を起こしてしまうこともあります。
🌀 「頭痛」を言うとき、見逃したくないサイン
- 頭痛と一緒に、ふらつきやだるさも言う
- 布団にいる時間が長い
- 冷房をつけたがらない
- あまり食欲がない
これらはすべて熱中症とは限りませんが、
「いつもと違う…」と感じたら、体の中で何かが起きているサインとして見てあげることも大切です。
✨ 親に聞いておきたい5つのこと
- 今日、水分はどれくらいとった?
- 部屋の温度は?冷房つけてる?
- 食欲ある?めまいやふらつきは?
- いつから頭が痛い?どんな時に痛くなる?
- 他の体調の変化は?(吐き気、熱っぽさなど)
💬 どこに相談すればいい?
以下のような病院での確認が必要なサインは、いち早く対応しましょう。
- 意識がぼんやりしている
- 会話がうまく成立しない
- 吐き気が強い / 熱が下がらない
そこまでではないけれど、
「体調が戻りにくい」「同じことを繰り返している」
そんな時は、姿勢や呼吸など“ためせること”から、親しみやすくサポートする手もあります。
👩⚕️ 姿勢や呼吸が影響していることも
高齢になると、前かがみや歩き方の変化など、
体を使わなくなることでの変化も大きくなってきます。
姿勢が崩れると、呼吸や消化機能に影響が出たり、
恥ずかしさからも食が進まなくなったり…
その結果、水分や栄養が不足して、熱中症が長引く原因になることも。
形にならない美しさより、
生きるための基本の体が大切な時期です。
やさしい“背中の後押し”になれたら、そんな想いでいます。
❓ よくあるご質問
Q. 病院に行った方がいい症状は?
「意識がはっきりしない」「吐き気が強い」「高熱が下がらない」などの場合は、
医療機関での確認を優先しましょう。
🌿 大切なご家族のために、できることから
「病院に行くほどではないけど気になる」
「今年もまた夏が心配…」
そんな時は、お気軽に無料相談やLINEでご連絡ください。
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