カイロプラクティックベリーのストーリー
こんにちは。ベリーのホームページへようこそ。院長の門奈と申します。
お体、きつくないですか?
普段の生活で不自由していませんか。
肩や腰、腕の痛みは、痛みの無い人には、なかなかわかってもらえません。
生活は痛みのある間も続きます。大変と思いますが、私がなおしますから、もう少し辛抱してください。
僕は今までに、のべ4万人以上の患者さんを施術してきました。
症状は様々ですが、その症状のつらさ、僕にはよくわかるので、一日でも早く治るようにと、心を込めて施術しています。
僕が「患者さんの気持ちがわかる」と言えるのには、理由があります。
大学生の時に、ひどい腰痛になったからです。専門的な病名を言うと、腰椎椎間板ヘルニア。
聞いたことのある病名かもしれませんが、少しだけ、普通より重い病気でした。
21歳で初めて痛みを感じた後、あれよあれよという間に悪化。立っていても痛い。座っていても痛い。寝ていても痛い。左脚はカカトまで痺れていました。
24時間痛みのないときはなく、歩くのが精一杯でした。
当時通った整形外科の先生には「手術しても一生治らない」と言われました。
いまでも残念に思うこと
ヘルニアの痛みがツラくて、ひどくなるのが怖くて、大学の卒業旅行に、行くことができなかったことです。友人はタイ、北海道、和歌山、金沢…。いろいろなところに行っていたので、とてもうらやましく思いました。もちろん、旅行はいまでも行けますが、友人達と学生生活最後の記念にと思っていましたから、今でも寂しかったことを思い出すことがあります。
就職した会社も通勤さえつらくなってしまって、半年でやめました。
先日、あの頃使っていた手帳を開いてみたら、こんな言葉が書いてありました。
「僕の人生、なんなんだろう」
体の痛みが原因で、体だけでなく、心も暗くなっていたのだと思います。
でもそのあと、僕の痛みは嘘のように解消します。
そう —
カイロプラックティックに出会ったからです。
それまでも整体、針、マッサージ、整形外科、吸引などの療法を受けていたのですが、カイロプラクティックは違ったんです。
効果が一時的ではありませんでした。
一生治らないと言われた痛みは解消し、今こうして、毎日楽しく仕事をすることができています。
想いの変化
僕は、自分の経験から、カイロプラクティックを学び、開業しました。
自分自身がつらさを知っているからこそ、この仕事に価値があると、心から信じることができています。
開業して数年間は、時にお客さんが少なくて、続けることが難しいと思ったこともありました。
でも、そんなときでも、丁寧に施術していったのがよかったのか、最近は毎日途切れること無く、お客様にいらっしゃって頂いています。
とてもありがたいと感じています。
がんばっていると、ご褒美が来るのでしょう。
小さな施術院ですが、取り組みが認められて、雑誌にも掲載されました。「美人計画ハルモ」という雑誌で特集を組んで頂くこともできました。(少しだけ、誇らしかったです)
磐田の施術院だけでなく、掛川にも施術院を出すことができました。(現在は院を統合して磐田市にて施術を行っております。)
当初は「痛みを取ってあげたい」という思いから始めた仕事ですが、最近は、「本当の健康を提供したい」と、少し気持ちが変わってきました。
カイロプラックティックの技術だけでなく、良い睡眠をするための指導や、栄養補給についての指導、体操も教えています。
関心をお持ちの方がいらっしゃったら、お声がけください。本当の健康に良いことをすることは、美容にも繋がることが多いので、若返ったりお肌が綺麗になったりということもよくありますし。
くじけそうになる時…
さて、少しだけ自分のことを話そうと思ったのですが、いつの間にか長い文章になってしまいました。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
開業して、20年を超えました。長くおつきあいいただいている方も大勢います。
開業した頃、うまく仕事をやっていけるかと心配もしましたし、今から考えれば、腕もまだまだ半人前だったようにも思います。
そんな僕を支えてくださったのは、いつでも患者の皆さんです。
患者さんの数がまだ少なかった頃、くじけそうだった僕を支えていたのは、患者の皆さんの笑顔です。
これからも皆様の健康を支える仕事を、がんばっていきます。
仕事を通じて、喜びと情けなさを同時に感じた初めてのエピソードがあります。
ある患者さんとのエピソードです。
その年の2月に初めてお会いした時には、その方は杖をつかないと歩けませんでした。
医療機関では「股関節が変形していて、もうなおらない」といわれたそうです。
私がカイロプラクティックの理論に基づいて検査したところ、骨盤に歪みがあり、腰や首も歪んでいました。歪んだところを施術して整えていき、根本改善のために睡眠環境の改善や栄養補給などをお伝えしたところ、素直に取り入れてくださいました。
その後、その年の5月には、杖なしでスタスタと普通に歩けるように回復していました。
それからは定期メンテナンスのために月1回お会いしていたのですが、その年の8月中ごろに突然、「先生とお会いするのは今日で最後になります」とおっしゃいました。
私が「どうしたのですか?」とお聞きしてみると、
「来週から2年間、中国へ語学留学に行く」とおっしゃったのです。
それを聞いて驚きました。
その方は当時、67歳。しかも女性なんです。
よくよく聞いてみると、
「前々から行きたかったが、杖をついているから行けなかった。ここへ来て杖が取れたからようやく行けるようになった」
ということでした。
その言葉を聞いて、私は嬉しくて自然に涙が溢れてきました。
それと同時に、その日の夜は反省もしました。
その時までは、ただ症状や痛みが楽になってもらえれば良いと思っていたことに気づいたからです。
しかしその日からは『健康にたずさわるということは、その人の人生にたずさわること』だと思うようになりました。
その後にお会いした方では、
- 首のコリや吐き気により遊びに行けなかった、50代の方が週末ごとにツアーや花見などに出かけるようになった
- めまいや頭痛などがひどくて辞めないといけないと思っていた、40代の方が仕事を続けられるようになった
- 腰と足がツラくて30分も歩けなくて途中で休み休み買い物をしていた、60代の方がイオンで3時間以上歩きまわれるようになった
- 味覚を失い勘だけで料理を作っていた50代の方が味覚を取り戻した
など、それぞれの人生を取り戻すことをサポートさせていただきました。
「何かをやりたいと思った時に、症状や痛みのために躊躇することがないように」
私はカイロプラクティックを通じて、あなたの体本来の 機能や働き を発揮できるようにしてあげることで、自分の人生を思いっきり楽しめるように貢献をさせていただきます。