血流・歪み・睡眠──自然回復力を高める基本の仕組み
なんとなく疲れが抜けない、眠ってもスッキリしない…。
そんなとき、身体の「回復力」がうまく働いていないのかもしれません。
回復力が弱まる原因は、血流の滞り・骨格の歪み・睡眠の乱れにあります。
これらは互いに関係し合い、体のめぐりやバランスを左右します。
ここでは、身体が自然に元気を取り戻すための基本の仕組みを、わかりやすくお伝えします。
不調の原因について
からだの不調が長引く背景には、複雑に見えて実はとてもシンプルな共通点があると考えられています。ここでは、毎日の生活とからだの仕組みを結びつけながら、わかりやすく整理してみます。
不調が生まれやすくなる「3つの要因」
- ① 必要なものが足りない(酸素・栄養・水分・適切な運動刺激 など)
- ② 不要なものが出せない(老廃物の滞留・防御機能が働きにくい など)
- ③ しっかり休めない(睡眠不足・自律神経の乱れ・浅い呼吸 など)
この3つは互いに影響し合うため、どれか一つが乱れると、他も崩れやすくなることがあります。
① 必要なものを「届ける」ために
酸素や栄養は血流によって全身に運ばれています。
ところが、骨格が歪むと筋肉や関節がこわばり、血液の流れが滞りやすくなることがあります。
血流を促すためには、適度な運動もとても大切です。
ただし、骨格が歪んだままでは筋肉が正しく使われにくく、運動の効果が十分に発揮されにくいことがあります。
さらに、歪みを残したまま無理にトレーニングを続けると、筋肉のバランスが偏り、かえって歪みを強めてしまうこともあります。
運動の効果を高めるためにも、まずは骨格や関節の動きの土台を整えることが大切です。
② 不要なものを「出す」ために
体は本来、老廃物を排出し、外から入ってきた異物を免疫の働きで守っています。
しかし、血流が滞ると老廃物が流れにくくなり、「出す力」や「守る力」が働きにくくなることがあります。
- 筋肉が硬い → 血液やリンパの流れが悪くなる
- めぐりが滞る → 免疫の働きや代謝が低下しやすい
日常での軽い運動や深い呼吸、姿勢の整え方を意識するだけでも、体のめぐりをサポートする助けになります。
③ しっかり「休む」ために
睡眠中は、体の修復・再生が進みやすい時間です。
しかし、骨格バランスが乱れると呼吸が浅くなったり、自律神経のバランスが崩れたりして、眠っても疲れが抜けにくくなることがあります。
- 胸郭や肋骨が硬い → 呼吸が浅くなりやすい
- 交感神経が優位 → 寝つきが悪い・途中で目が覚めやすい
寝具や寝姿勢の見直しに加え、姿勢や呼吸を整えるケアを取り入れることで、休息の質を高めやすくなります。
ベリーの考え方(やさしい土台づくり)
- 骨格・関節・筋膜のコンディションを整える(からだの土台)
- めぐりを妨げにくい生活習慣へ微調整(姿勢・動作・環境)
- 休息の質を底上げ(睡眠・呼吸・自律神経のセルフケア)
いずれも「治す」というより、「治りやすい環境を整える」という考え方です。
症状の種類にかかわらず、届く/出せる/休めるの3つを整えることで、からだ本来の回復力が発揮されやすくなります。
カイロプラクティックベリーでは、アメリカの大学で学んだ知識と技術をもとに、骨盤や背骨のバランス調整、姿勢・呼吸のサポート、日常生活のアドバイス(睡眠・体操・栄養の基本)を行い、からだが本来もつ回復力を発揮しやすい環境づくりをお手伝いしています。
これまでに40,000人以上の方をサポートしてきた経験をもとに、やさしく・無理なく・続けやすくを大切にご提案いたします。
磐田市・浜松市・袋井市近郊で、姿勢や慢性的な違和感・休息の質でお悩みの方は、まずはお気軽にご相談ください。
よくあるご質問
Q1. 歪みがあると運動はしない方がいいですか?
A. 運動自体は血流やコンディションの維持に役立つと考えられています。ただ、骨格の歪みが強い状態だと筋肉が偏って使われやすく、効果が十分に発揮されにくいことがあります。まずは姿勢や関節の動きを整え、そのうえで無理のない運動から始める方法が推奨されることがあります。
Q2. 歪みを残したまま筋トレをすると逆効果になることはありますか?
A. 個人差はありますが、フォームが崩れた状態で負荷をかけ続けると、特定の部位に負担が偏り、歪みが強まりやすいと言われています。土台(姿勢・可動域)を整え、正しい動作で軽めの負荷から行うことが大切です。
Q3. 睡眠と姿勢・呼吸には関係がありますか?
A. 胸郭や肋骨まわりが硬いと呼吸が浅くなり、自律神経のバランスにも影響すると考えられています。寝具・寝姿勢の見直しや、日中の姿勢・呼吸ケアを組み合わせることで、休息の質が上がりやすいケースがあります。
Q4. どのくらいで変化を感じますか?
A. 体の状態や生活習慣によって大きく異なります。初回のカウンセリングや検査内容を踏まえ、無理のない頻度とセルフケアを組み合わせた進め方をご提案します。
Q5. 自分でできることは何から始めれば良いですか?
A. まずは①呼吸がしやすい姿勢づくり(スマホ・PC時の頭部前方位の見直し)、②短時間のやさしい運動(大きな関節を痛みの出ない範囲で動かす)、③睡眠環境の調整(枕の高さ・室温・就寝前の光刺激を控える)など、続けやすい工夫からが取り組みやすいです。
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