首の痛みとは何か?首の構造・首痛が原因で起こる6つの症状とは?
現在、あなたは「原因がはっきりしない首の痛み」で、お困りではありませんか?
原因がはっきりしない首の痛みというと、
「なんとなく、首が重くてだるい・・・」
「動かすと、キリッとした痛みがある・・・」
「病院に行っても、異常がないといわれた・・・」
など、病院にかかるほどではないが、しつこく長引く首の痛みに悩まされることがあります。
できれば一度でスカッと改善したいところです。
ところが現実は病院に行っても原因がよくわからないといわれ、そのままの状態が続くことが大半です。
では、しつこく長引く首の痛みとこのまま付き合い続けるしかないのでしょうか。
今回は 首痛とは何か・首の構造・首痛が原因で起こる6つの症状とは についてわかりやすくご紹介します。
※首痛は、こちらでは「くびつう・くびのいたみ」と呼びます。
①首はどんな構造になっているのか?
あなたは人間の首が、どんな構造になっているのかご存じでしょうか?
ご存じのように人間の首は「重い頭」を支えており、身体の中でも特に大事な場所です。
首の構造は大きく、次の3つの組織でできています。
❶骨と椎間板(ついかんばん)
❷筋肉と靭帯(じんたい)
❸神経
➁首痛とは何か?
首痛とは一体何でしょうか?
首痛とは組織である
「骨と椎間板」
「筋肉と靭帯」
「神経」
のいずれか、または全てが老化したり、すり減ったり、圧迫したりすることが原因で起こる首の痛みのことです。
この3つの組織が若くて、健康で、正常であれば首に痛みは起こりません。
ところが老化・消耗・圧迫・運動不足・姿勢の悪化などが生じると首の痛みとなって現れます。
このように首痛は、首の「組織」と「原因」が複雑に絡まって起こることが大半です。
そのため医療機関でも、原因を見抜くことは簡単ではありません。
➂首痛が原因で起こる6つの症状とは?
あなたは首痛になった時、何かしらの症状が起こりませんでしたか?
こちらでは首痛が原因で起こる6つの症状について詳しくご紹介します。
❶頭痛(ずつう)
1つ目が「頭痛」です。
頭痛とは、頭のいずれかの部分から発生する痛みのことです。
頭痛の中でも、首痛が原因で起こるといわれているのが、片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛の3大慢性頭痛です。
それぞれご紹介します。
1⃣片頭痛(へんとうつう)とは?
片頭痛とは、主に頭の片側を中心に、両側や後頭部にズキズキと波打つように起こる頭痛のことです。
2⃣緊張型頭痛(きんちょうがたずつう)とは?
緊張型頭痛とは、頭全体、または後頭部から首すじにかけて、まるでベルトで締め付けられているような重苦しい圧迫感がある頭痛のことです。
3⃣群発頭痛(ぐんぱつずつう)とは?
群発頭痛とは、片方の目の奥がまるでえぐられるように強烈な痛みが起こる頭痛のことです。
ただし、1〜2時間ほど痛みが続くと自然に治ります。
❷後頭部付近の不快感・吐き気(はきけ)
2つ目が後頭部付近の「不快感」「吐き気」です。
後頭部付近だけでなく、首から肩にかけての不快感を感じることもあります。
吐き気とは、飲食物を身体の外に戻したりする感じだけでなく、腹部の不快感を感じることです。
首痛が酷くなると、気持ち悪さや吐き気が起こることもあります。
一見、首痛と吐き気は何も接点がないように思われますが、意外にこの2つはつながっています。
一般的に首痛が起こっている時は、首や肩の筋肉が緊張している状態の時です。
その状態が続くと血行不良が起こり、脳へ酸素や栄養が入った血液が届かなくなります。
すると脳が気持ち悪さや吐き気を起こし、血液が届いていないことを伝えます。
まとめると首痛による気持ち悪さや吐き気とは、脳が人に「酸素や栄養が不足してますよ!」と伝えるサインといわれています。
❸めまい
3つ目が「めまい」です。
めまいとは、クラクラして目が回る様な感覚・フワフワと船に乗ったような浮遊感を感じることです。
首痛が原因で、めまいが起こることがあります。
この場合、首からくる「頚性めまい」が多いといわれています。
もしも意識がなくなるほど・ろれつが回らないなどであれば、すぐに病院へかかることが必要です。
関連記事:めまいについて
❹肩こり
4つ目が「肩こり」です。
肩こりとは、首・肩・背中にかけてのコリ・ハリ・ダルさ・重さ・疲労感・痛みなどのことです。
首痛と肩こりの関係は、不自然な姿勢や首の歪みが原因といわれています。
無理な姿勢を続けたことで、筋肉に緊張や筋違えが起こったり、神経を圧迫して首痛・肩こりにつながります。
英語では肩こりのことをネックペインといいます。
ネックは首、ペインは痛みですので、肩こりは首が原因で起こるといわれています。
❺喉の違和感
5つ目が「喉の違和感」です。
喉の違和感とは、喉に不快感・つまり感など、いつも喉に何かが詰まっている状態のことです。
首痛と喉の違和感の関係は、首の正面が喉なので、首回りの筋肉が緊張して血行不良を起こしていることが喉の違和感の原因ではないかといわれています。
❻不眠症
6つ目が「不眠症」です。
不眠症とは、寝つきが悪かったり、熟睡を維持できなかったり、異常に早く目覚めたり、常に眠りが浅いなど、熟睡できなかったことによって起こる体調不良のことです。
首痛と不眠症の関係は、自律神経の1つである副交感神経と関係があります。
副交感神経とは、身体がリラックスしている時に優位に働きます。
この副交感神経は首からのびているため、首の状態が悪いと副交感神経が働きにくくなり不眠症につながるといわれています。
まとめ
今回は 首痛とは何か・首の構造・首痛が原因で起こる6つの症状とは についてご紹介しました。
首の痛みは意識しないと感じないものから、仕事に集中できない激しい痛みまでさまざまあります。
そんな中、病院などの医療機関では「原因がはっきりしない」といわれることがよくあります。
そのために、痛みと長く付き合っている方が非常に多くいらっしゃいます。
もし現在、原因不明の首の痛みでお悩みであれば、ぜひ一度「カイロプラクティック」を利用することをおすすめします。
カイロプラクティックは、お一人お一人様のお悩みの原因を根本的に見つけ出すお手伝いをすることができます。
原因からちゃんとアプローチしていけば、首の痛みは改善できる可能性がありますので、早めの相談をオススメします。
磐田市、浜松市、袋井市近郊で、病院・整体・接骨院でも改善しない首痛のご相談は、カイロプラクティックベリーまで。
関連記事:首痛の原因について
お電話にて、ご予約を承っています
(完全予約制)
※スマホからは右のTEL画像クリックでお電話できます。