骨盤の歪みについて
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骨盤とは
骨盤は身体の「土台」といえる重要な部位です。
背骨をはじめ、頭・肩・腕などの上半身を支えながら、同時に下半身ともつながってバランスをとる役割をしています。
骨盤は「左右の寛骨」「仙骨」「尾骨」で構成されており、仙腸関節・股関節・腰仙関節などの関節で連動しています。
さらに、骨盤を囲む多くの筋肉や靭帯が支えることで、安定した姿勢を保っています。

骨盤の歪みとは
骨盤の歪みとは、骨盤の関節が本来の位置から傾いたり、開いたりしている状態を指します。
主に、左右差・前傾・後傾・ねじれ・開きなどが複合して起こります。

また、関節自体の歪みだけでなく、姿勢として見える歪みもあります。
骨盤が前方に出ていたり、後方に反っていたり、左右どちらかに傾いていたりするなど、見た目にも影響が出ることがあります。
骨盤の歪みの主な原因
◆ 日常生活のクセ
脚を組んで座る、横座りをする、片方の肩にバッグをかけるなど、左右どちらかに偏った姿勢が続くと、骨盤に負担がかかり歪みを招くことがあります。
毎日の小さな動作の積み重ねが、少しずつバランスを崩していく原因になるともいわれています。

◆ 悪い姿勢
猫背や、背もたれにもたれる座り方、左右どちらかに体重をかけて立つ癖なども骨盤の前傾・後傾を引き起こすことがあります。
また、横向きでテレビやスマホを見る、柔らかい寝具で寝るなど、寝姿勢によって歪みが進む場合もあります。

◆ 筋力の低下
骨盤を支える筋肉が弱くなると、正しい姿勢を保ちづらくなり、歪みやすくなります。
特に、臀筋群・腸腰筋・骨盤底筋群・腹横筋・内転筋などは骨盤を安定させる大切な筋肉です。
長時間の座位や運動不足も、こうした筋肉の働きを低下させる一因になります。

◆ 妊娠・出産
妊娠や出産によって、骨盤を支える靭帯や筋肉が一時的に緩みます。
また、出産後の抱っこや授乳など、特定の姿勢が続くことでも骨盤が歪みやすくなることがあります。
出産後はホルモンの作用で自然に回復していく過程もありますが、その間の生活姿勢が回復を左右することもあります。

当院の骨盤矯正について
カイロプラクティックベリーでは、アメリカの大学で学んだ技術と知識を活かし、骨盤や背骨のバランスを整えながら姿勢改善をサポートしています。
40,000人以上の施術経験をもとに、お一人おひとりの状態に合わせた丁寧な施術を行います。
磐田市・浜松市・袋井市近郊での骨盤矯正・姿勢矯正のご相談は、カイロプラクティックベリーまでお気軽にどうぞ。
骨盤の歪みに関するよくあるご質問
Q1. 骨盤が歪むと、どんな影響がありますか?
その結果、肩や腰の負担が増えたり、疲れやすく感じる方もいます。
日常生活では「片足に体重をかける」「脚を組む」といったクセがきっかけになる場合もあります。
Q2. 自分で骨盤の歪みをチェックする方法はありますか?
また、仰向けに寝た時に足の開き方が左右で違う場合も、バランスの崩れがあるサインといえます。
ただし、見た目だけでは判断が難しいため、専門家にチェックしてもらうと安心です。
Q3. 骨盤の歪みは放っておいても自然に治りますか?
生活習慣や体の使い方を見直すことが、長期的な改善のポイントです。
Q4. 出産後に骨盤が開いたままになることはありますか?
ただし、抱っこや授乳などの姿勢が偏ると回復が遅れやすいため、日常動作に気をつけることが大切です。
Q5. 骨盤矯正を受けるときの注意点はありますか?
強い刺激や痛みを伴う施術は避け、ご自身の状態や希望をしっかり伝えられるところを選ぶのがおすすめです。
当院ではお一人ずつ状態を確認しながら、安心して受けられる施術を心がけています。


