猫背で息がしづらい…そんな方へ|猫背・肩こり・呼吸の浅さとの関係とは
巻き肩・猫背が気になる方へ|「肩が前に出る」「背中が丸まる」その原因とケアのポイント
「気づくと肩が前に出ている…」「背中が丸まって息が浅くなる…」
そんな感覚、ありませんか?
猫背や巻き肩といった姿勢の変化は、
見た目の問題だけでなく、呼吸や首・肩・背中への負担にもつながることがあります。
実はその背景には、肩甲骨の位置や胸郭(肋骨まわり)の動き、背中や首の筋肉バランスなどが関係している場合があるのです。
巻き肩・猫背は“姿勢バランスの崩れ”から
私たちの体は、本来背骨のS字カーブや肩甲骨の自然な位置によって、前後のバランスを保っています。
しかし、スマホ・PC作業・家事・運転などで長時間前かがみの姿勢が続くと、次第に肩が内側に入り、背中が丸まるクセがついてしまいます。
この状態が続くと…
- 呼吸が浅くなる
- 背中や肩甲骨まわりの筋肉がこわばる
- 首や肩に常に負荷がかかる
といった影響が出てくることもあります。
肩甲骨の動きと「巻き肩」の関係
肩甲骨は、背中側の“浮いている骨”です。
本来はリズミカルに動きながら、腕や肩の動作をサポートしていますが、
巻き肩になると肩甲骨が外に開いて、背中の筋肉がうまく働きづらくなります。
その結果…
- 肩が内側に巻き込まれる
- 姿勢をまっすぐ保つのがしんどくなる
- 首や肩に無意識に力が入る
「巻き肩=筋力が弱いから」と思われがちですが、実際は“動きの癖”や“胸郭のかたさ”が根本原因となっていることも多いのです。
胸まわり(胸郭)がかたいと、深く息を吸えません
猫背や巻き肩の方は、肋骨まわりの動き=胸郭の柔軟性が失われているケースもあります。
この状態では、いくら深呼吸をしようとしても胸が広がりにくく、
呼吸が浅くなってしまいます。
また、胸が閉じたままでは首や背中の筋肉が代償的に働くため、慢性的な肩こり・背中のだるさ・頭の重さといった不調につながることも。
「胸を張る」より「体を整える」ことが先
「姿勢を良くしよう」として、無理に胸を張ると、かえって背中や腰に負担がかかってしまうことがあります。
大切なのは、“今の体”がまっすぐ立てる状態になっているかどうか。
体が整ってくると、力を入れなくても自然と良い姿勢がとれるようになります。
当院では、姿勢の「土台」から見直します
巻き肩・猫背の背景には、
- 骨盤の傾き
- 背骨の湾曲の崩れ
- 肩甲骨の位置異常
- 胸郭の可動制限
といった複数の要素が重なっていることが多く見られます。
当院では、それらを丁寧に検査・確認し、原因に応じた施術とセルフケアをご提案しています。
「猫背が気になる」「呼吸が浅い気がする」「姿勢を整えたい」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
磐田市・浜松市・袋井市近郊で、巻き肩や猫背のことでお悩みの方は、カイロプラクティックベリーへ。
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