ぎっくり腰の原因と対処法

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腰痛イラスト

ぎっくり腰とは

ぎっくり腰とは『急性の腰痛』のことです。

何かの拍子に突然、腰に激痛が走ることをいいます。

元々腰が痛かった人がひどくなるだけではなく、普段は腰痛が全くなかった人が激痛にみまわれることもあります。

    症状としては、

  • その場で動けなくなる
  • 起き上がる時に激痛で真っ直ぐ立てない
  • 歩くのに激痛で歩けない
  • 息をするにも腰が痛い
  • 靴下もはけない
  • など、とにかく腰が痛くてたまらない状態になります。

ひどい痛みは1週間から3週間ほどでおさまることが多いです。

しかし、なかにはそのまま慢性の腰痛になってしまう人もいます。

ぎっくり腰をおこしやすい動作や姿勢

ぎっくり腰をおこしやすいのは、前かがみの姿勢や体を捻った時です。

前かがみの姿勢としては、下から物をもつ時(重さ関係なく)、靴下を履こうとした時、顔を洗う時、掃除機をかける時
などにぎっくり腰になることがあります。

また、ベッドから起き上がろうとした時、後ろの物を取ろうとした時など、体をひねったときもぎっくり腰になることがあります。

その他では、ソファーやお風呂のなかで寄りかかるような体勢になっている姿勢から動こうとした時、くしゃみをする時になることもあります。

ぎっくり腰の原因

ぎっくり腰をおこしやすいのは、前かがみの姿勢や体を捻った時ですが、ぎっくり腰の原因は、これらの動作ではありません。

ぎっくり腰の本当の原因、ぎっくり腰のメカニズムを知ることで、痛みの悪循環から抜け出しましょう。

多くの場合、ぎっくり腰は

    骨盤や腰椎が歪む

    筋肉や靭帯が炎症する

というメカニズムでおこります。

この炎症した状態が、ぎっくり腰です。

捻挫のようなひどい炎症ですので、強烈な痛みと熱を伴います。

ぎっくり腰への対症療法

炎症がおさまれば、痛みもなくなります。

個人差がありますが、何もしなくても、1週間から3週間くらいで炎症がおさまることが多いです。

病院へいって、痛み止め薬や湿布などでも痛みが軽減することもあります。

しかし炎症がひどい時には薬なども効かないことが多いので、まず炎症をおさめることが大切です。

炎症を早くおさめるために最も効果的なのは『アイシング』です。

氷で15分程度、患部を冷やしてあげましょう。

15分冷やしたら1時間以上の間をあけて再度冷やすことを何回か繰り返しましょう。

3~5日くらいで徐々に炎症がおさまってくると思いますが、ひどいともっとかかります。

逆にお風呂などで『温める』と炎症がひどくなりますので気を付けましょう。

ぎっくり腰がぶり返してしまう理由

人が痛みを感じる仕組みとして、

炎症した部位から、異常事態発生のメッセージとして『痛み物質』が放出されます。

この異常事態発生のメッセージが、神経を通じて脳に伝わります。

脳はそのメッセージを「痛み」として感じ取ります。

というのが痛みを感じる仕組みのイメージです。

炎症が治まらなくても、痛み物質が脳に届かなければ、痛くなくなります。

ようするに、【痛みを感じなくさせれば、痛くなくなる】ということです。

    その方法としては、

  • 痛み止め薬を飲む
  • 湿布(消炎鎮痛剤)を貼る
  • 塗り薬を塗る
  • 鍼灸を受ける
  • 痛み止めの注射を受ける
  • 電気をかける
  • 温める
  • などの方法があります。

このような方法で痛みを感じなくなりますが、炎症の原因から改善しているわけではありません

ですので、何かの拍子にまたグキッと急な腰痛になる可能性があります。

この痛みの再発をぎっくり腰をぶり返すといっています。

ぎっくり腰をぶり返さないようにする方法

ぎっくり腰をぶり返さないように根本改善する方法があります。

それは【炎症の原因から改善する】ことです。

それにはまず原因を探すことが重要です。

多くの場合、ぎっくり腰は、

    骨盤や腰椎が歪む

    筋肉や靭帯が炎症する

というメカニズムでおこります。

歪んでいた骨盤や背骨を直していなくても、炎症がおさまると痛みが消えるので、もうなおったと思ってしまいます。

しかし歪んだままなので、また何かの拍子に、筋肉が炎症をおこします。

そうすると『ぶり返した』と思うのです。

ですので炎症をおさめるだけでなく、根本原因である骨盤や腰椎の歪みから改善してあげれば、ぎっくり腰もブリ返さなくなります。

カイロプラクティックベリーでは、多くの経験を活かして【根本原因】を探すことを得意としています。

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