ぎっくり腰の原因と対処法
「急に腰に激痛が…」そんな経験はありませんか?
朝、顔を洗おうと前かがみになった瞬間。
車から降りようとして、体をひねった時。
「まさか自分がなるなんて…」と驚かれる方がほとんどです。
ぎっくり腰は誰にでも突然起こりうる“急性の腰痛”です。
ただ、その痛みにはちゃんとした理由があり、再発を防ぐためのヒントもあります。
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ぎっくり腰とは?
ぎっくり腰とは「急に起こる激しい腰痛」のことです。
もともと腰痛がなかった方でも、突然強い痛みに襲われることがあります。
- その場で動けなくなる
- 立ち上がる・寝返ることができない
- くしゃみや呼吸でもズキンと響く
- 靴下やズボンが履けない
強い痛みは数日から数週間でおさまることもありますが、
再発や慢性化につながるケースも少なくありません。
ぎっくり腰になりやすい動きや姿勢
以下のような動作中や直後に発症することが多く見られます:
- 前かがみで物を持ち上げたとき
- 顔を洗う、靴下を履く、掃除機をかける
- 寝起きやソファから立ち上がるとき
- くしゃみをしたとき
- 後ろにあるものを取ろうとして体をひねったとき
日常の何気ない動きでも、腰に負担がかかると発症することがあります。
ぎっくり腰の原因とメカニズム
ぎっくり腰は突然の動きが原因のように見えますが、
実際には「歪み」や「疲労の蓄積」などが背景にあることも多いです。
一般的には以下のような流れで起こると考えられています:
- 骨盤や腰椎に歪みがある
- 筋肉や靭帯に負担がかかりやすくなる
- ある動作をきっかけに炎症が起きる
この炎症が「ぎっくり腰の痛み」の正体です。
痛みが出たときの応急対応
痛みが強い場合は、まず安静とアイシングを意識しましょう。
- 氷や保冷剤で患部を15分冷やす
- 1時間以上あけて、何回か繰り返す
- ※温めると悪化する場合があるため注意
痛み止めや湿布、安静も必要ですが、
痛みが引いた=なおったとは限らない点に注意が必要です。
再発しやすい理由と注意点
ぎっくり腰は一度なると繰り返しやすい傾向があります。
それは「根本的な負担のかかり方」が変わっていないためです。
たとえば、
- 骨盤の歪みが残ったまま
- 筋肉が硬く、動作のクセが強い
このような状態で生活を続けると、再発のリスクが高まります。
ぎっくり腰を繰り返さないために
再発を防ぐためには、一時的な対処ではなく「原因から整える」ことが大切です。
たとえば当院では、
- 骨盤や腰椎のバランスチェック
- 関節や筋肉の状態を総合的に評価
- 日常動作のクセや姿勢の改善アドバイス
といったアプローチで、根本的な再発予防を目指したケアを行っています。
「もう何度もぎっくり腰になっている…」
「この先も繰り返すのではと不安…」
そんな方こそ、一度ご相談ください。
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そんな時は、まずはお話をお聞かせください。