原因不明の謎を解く

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医療機関で原因不明と言われても諦めないで欲しい

本人は痛いのに、MRIやレントゲンでも異常がみられない」ということがしばしばみられます。

そんな時は、「本人は痛み・不調を訴えている」にもかかわらず「何ともないから大丈夫ですよ」「気にしすぎ」「仕事を休んでください」などと言われてしまうそうです。

そのようなことが、自律神経失調症・腰痛・肩こり・頭痛などだけではなく、本当に様々な症状で言われてしまうことが多いです。

そんな「原因不明の症状」の「原因」も、カイロプラクティックの観点からみれば解きほぐすことができます。

骨盤や背骨からの症状について

カイロプラクティックは、海外では医学となっている国も多数あります。

カイロプラクティックで背骨や骨盤の歪みを矯正していくことが、医療となっているのです。

なぜ医療となっているのでしょうか?

骨盤や背骨の歪みと、各障害の関係は下図のようになります。

まんが歪み

骨盤や背骨が歪むことで、様々な症状の原因となることがあります。

海外では、これらの症状のケアや予防をすることで医療となっています

この中には、日本で原因不明となっている症状も含まれます。

背骨は神経の保護容器

背骨や骨盤の矯正を行うことで、これらの症状と何の関係があるでしょうか?

その答えが、この2つの写真にあります

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神経図、自律神経図

これらの写真は「神経図」といいます。

背骨の中には中枢神経である「脊髄(せきずい)」が通っています。

背骨はこの脊髄の保護容器の役割があります。<\p>

脊髄から分かれた末梢神経(まっしょうしんけい)は、背骨や骨盤の間を通って全身へと繋がります。

背骨を通る神経に障害があると、体に症状があらわれます

原因不明の原因が分かる

神経の通り道を詳しくみていくことで、原因不明の症状の謎が解けることがあります。

それでは、詳しくみてみましょう。

下の図はデルマトームといい、どの神経がどこへ影響があるかが分かります。

逆に言えば、今の症状がどこからきているかが分かるということです。

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頭の方はC1、腕の方にはC6やC7、お腹や背中にはT7やT12、腰や脚にはL1やL5など記号が書いてあります。

これは何でしょうか?

この記号は、神経に割り振られた略称です。

神経の方をみてみましょう

それぞれの神経の繋がり

頚椎の神経

まずは、首(頸椎)です。

首からでた神経には、下のように「C1~C8」までの番号が付いています。

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先ほどのデルマトームを見てみると・・・

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首からでた神経(C1~C8)は、頭や顔・首・腕・手へといっています。

このような部位に痛みや痺れなど、何らかの症状がある場合は首が悪いかもしれません。

頭痛・肩こり・肩痛・腕の痺れ・腱鞘炎・腕があげにくい・首の痛み・耳の違和感・不眠症・自律神経の症状・後頭部の痛み・寝違え

などの症状があるかもしれません。

胸の神経

次は胸(胸椎)です。

胸のところの神経には「T1~T12」までの番号が付いています。

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ここは肋骨の間を通るために、肋間神経(ろっかんしんけい)といわれます。

やはりデルマトームを見てみると・・・

CIMG7517

背中からグルっと一周して、胸・お腹などへと繋がっています。

この辺りの痛みは、特に原因不明とか、療法がないとか言われがちのところです。

このような部位に痛みや痺れなど、何らかの症状がある場合は背骨が悪いかもしれません。

肋骨の動きが悪くなるために、呼吸がしづらいとか、呼吸が浅くなる等になることもあります。

肋間神経痛、背中の痛み、脇腹の痛み、腹筋の痛み、胃痛、胃腸の不調、各種内臓疾患

などは、ここが悪いかもしれません。

腰椎・骨盤の神経

最後は腰(腰椎)・骨盤(仙骨)です。

「L1~L5」「S1~S5」「CO1」などの番号が付いています。

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デルマトームを見てみると・・・

CIMG7517

このような部位に痛みや何らかの症状がある場合は、腰や骨盤が悪いかもしれません。

腰や骨盤から出た神経(L1~L5、S1)は、腰や脚と通って足へと繋がっています。

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脚へ繋がる神経は、骨盤にある坐骨付近を通るために「坐骨神経」といわれます。

この坐骨神経に沿って痛みや痺れがあると、坐骨神経痛と診断されることがあります。

腰痛・脚の痺れ・足の裏が痛い・かかとが痛い・坐骨神経痛・膝痛・脚のむくみ・鼠蹊部の痛み・脚の付け根の痛みや違和感・腰が重い

などの方は、腰椎や骨盤が原因かもしれません。

自律神経の症状

背骨からは自律神経も繋がっています。

背骨のどこが悪いか = どこの内臓の働きが悪いか
というつながりがあるといわれています。

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背骨が歪むと神経が圧迫されます

すると、その神経の繋がっているところの働きが悪くなります。

例えば、胃に繋がっている神経が圧迫される

胃の働きが悪くなる

胃液が多く出る…胃酸過多

胃液が少なくでる…消化不良

というようなことが起こります。

このようなことが、背骨の神経のアチラコチラで起こります。

各部と自律神経の繋がり

首…8本の神経が出ている→目・耳・喉・甲状腺・鼻などなどに繋がっている

背中…12本の神経が出ている→心臓・肺・気管支・胃・肝臓・副腎などなどに繋がっている

腰・骨盤…10本の神経が出ている→小腸・大腸・子宮・膀胱などなどに繋がっている

首や背骨・骨盤のどこかが歪む・・・内臓のどこかの働きが悪くなるということです。

海外での対応

アメリカ合衆国にあるテキサスカイロプラクティック大学内にあるクリニックでは、カイロプラクティックの医師と内科の医師がいます。

カイロプラクティックと西洋医学の療法からアプローチして原因を見つけます。

どちらか片方の分野だけでは全てのことが分からないからです。

原因をみていく

また、筋肉は骨から骨へと付着しています。

ですので、たとえば「肩がこる」「腰が痛い」といっても、その筋肉だけが原因ではないことが多いです。

その部位だけをみてしまうと「原因不明」となってしまいます。

当院では、この繋がりについて詳しくみていきます。

そして、骨の歪み・筋肉の歪み・筋膜のねじれ等の原因から改善していきます。

カイロプラクティックによって、背骨や骨盤の歪み神経圧迫筋肉の委縮血行不良リンパの滞り器官の機能低下痛み体の不調シビレなどが改善される可能性があります。

一部だけ、表面だけみていても原因不明となってしまいます。

痛みや不調が生み出される原因からみていきましょう

カイロプラクティックベリーでは、アメリカの大学で学んだ技術と知識で筋膜リリース・骨盤矯正・姿勢矯正をします。

38,000人以上の施術経験を活かし、あなたに合った施術をさせていただきます。

磐田市、浜松市、袋井市近郊での、慢性の痛み・自律神経の悩み・骨盤矯正等のご相談は、カイロプラクティックベリーまで。

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お電話には院長・門奈が対応させていただきますので、ご安心下さい。
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