自律神経とは何か?
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神経について
「神経」という言葉を聞くと「精神的なもの」と思う方も多いと思います。
ここでいう神経というのは、体の中を通る「線」のようなもののことをいいます。
神経の役割
まずは、「神経」って何をする役割があるでしょうか?
簡単にいえば「伝達」です。
スマホでいうと【電波】のような役割です。
この神経が手や足、内臓、腰など、体中のあらゆるところへと張り巡らされています。
神経伝達の異常による影響
この神経の通り道が正常ならば→伝わりやすいですし、
通り道に何か異常があれば→伝わりにくい。
となってしまいます。
ちょうど携帯の電波状態が良ければ聞こえやすく、電波が悪いと聞こえづらいのに似ています。
神経が伝わりにくくなる
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その神経が繋がっている内臓や手や足や腰などの、それぞれの器官の働きが悪くなってしまう
例1.右腕に繋がっている頚椎の神経の場合
- 右腕に繋がる神経の通り道が悪くなる
- 右肩が凝ったり、痛くなったり、挙がりにくくなったりすることがある。
例2.胃に繋がっている自律神経の場合
- 胃に繋がる神経の通り道が悪くなる
- 胃の働きが悪くなったりします。
- 胃酸が過剰になる、または少なくなる
- 胃酸過多、消化不良、胃もたれ、胃が重いなど
この神経が右腕に繋がる、あの神経は胃に繋がるというように、それぞれの神経ごとに繋がっている先が違うのです。
自律神経とは?
いきなりですが、手を挙げてみて下さい。
手が挙がるのは神経がちゃんと通っているからです。
この手は「運動神経」によってコントロールされています。
では、同じように、胃を動かしてみてください。
どうですか?できましたか?
できませんよね。
胃は「自律神経」によってコントロールされています。
食べた後に「消化しよう」って思ったことがありますか?
思わなくても働いてくれています。
では、レモンをイメージしてください。
そのレモンを切って、絞るところをイメージすると…
唾が出てきます。これも自律神経の働きです。
自律神経は意思とは関係ない
意思とは関係なく、自律して働いているので「自律」神経です。
眠っている間に心臓が動いてくれてるのも、汗が出て体温調節してくれるのも・・・自律神経の働きです
自律神経によってコントロールされているのは、
心臓・胃・小腸・大腸・子宮・卵巣・膀胱・十二指腸・肝臓・腎臓・脾臓・すい臓・胆嚢・瞳孔などなど。
私達が生きていく上で欠かせない大切ものが、
私達の知らないところで一生懸命に働いてくれています。
自律神経の乱れは、精神的な病と間違えられやすい
こういった器官の不調は「気にしすぎ」「ストレスのせい」と言われがちですが、そうではないことがあります。
背骨から出ている自律神経が圧迫されたり、働きにくくなると、自律神経の繋がっている器官の働きが悪くなることがあるといわれています。
器官の働きが悪くなると、不調を感じることがあります。
このような場合は、「気にしすぎ」とか「ストレス」のせいではなく、神経の働きを改善してあげるとよいかもしれません。
自律神経の働きを改善する方法
- 自律神経を整える方法として、
- 深呼吸・腹式呼吸をする
- リラックスする音楽を聴く
- ぬるめのお風呂で半身浴をする
- ゆったり楽しく食事をとる
- アロマオイルなどでリラックスする
- よく笑う
- ストレスの原因を遠ざける
などが、一般的によく紹介されています。
しかし、これらは【ストレス】をやわらげるためのものなので、根本的な解決にならず、一時的なものになります。
自律神経の働きを根本的に改善するためには、自律神経の通り道を改善してあげることが有効といわれています。
では、その自律神経の通り道とはどこでしょうか?
実は自律神経は、骨盤や背骨を起点として全身へと繋がります。
ですので、骨盤や背骨の歪みをケアすることで、自律神経の働きを改善できる可能性もあるといわれています。
当院では、多くの方が【めまい・動悸・不眠症・頭痛】など自律神経の悩みから解放されています。
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