朝起き上がる時の腰痛
朝起きたときの腰痛──回復できていないサインかもしれません
「朝起きると腰が痛い…」そんなお悩みはありませんか?
本来、睡眠は体を休め、回復させるための大切な時間です。
それにもかかわらず寝起きに腰痛がある場合、眠っている間にしっかり回復できていない可能性があります。
回復を妨げる要因とは
睡眠中に体が回復しづらくなる原因には、以下のようなものが考えられます。
- 寝返りのできない狭い場所で寝ている
→ 寝返りができないと、同じ筋肉に長時間負担がかかり、血行不良や筋肉の緊張が続きます。 - 寝具が合っていない
→ 硬すぎる・柔らかすぎるマットレスは腰や骨盤に偏った圧をかけ、筋肉のこわばりを引き起こします。 - 睡眠時間が短い
→ 成長ホルモンや修復作用が働く時間が足りず、筋肉や関節の回復が不十分になります。 - 明るい場所で眠っている
→ 光によって睡眠ホルモン(メラトニン)の分泌が抑制され、眠りが浅くなります。 - 静かでない環境
→ 騒音によって深い睡眠が妨げられ、自律神経が休まりにくくなります。 - 糖分の摂りすぎ
→ 夜間の血糖値の乱高下によって睡眠が浅くなり、途中覚醒や寝起きのだるさの原因となることがあります。 - 食事量が多すぎる
→ 寝る直前の食事や過食は内臓が休めず、睡眠中の回復に集中できなくなります。 - 眠りが浅い
→ レム睡眠が多く、熟睡できないことで筋肉の緩みや修復が不十分になります。 - 過度な疲労
→ 仕事や家事などで慢性的な疲労状態が続くと、回復力そのものが落ちてしまいます。 - 体の歪みがある
→ 筋肉や関節にアンバランスな負荷がかかり、回復の妨げとなります。 - 背骨の自然なカーブ(生理的湾曲)がなくなっている
→ カーブが失われると、寝ている間も筋肉に無理な負荷がかかりやすくなります。
腸腰筋の硬さにも注意が必要です
腰痛の原因として見落とされがちなのが、腸腰筋(ちょうようきん)の硬さです。腸腰筋は腰椎から骨盤・大腿につながるインナーマッスルで、姿勢の安定や歩行に重要な働きをしています。
この筋肉が硬くなると、寝起きに体を起こす・脚を動かすといった動作がスムーズにできなくなり、腰に負担がかかって痛みを感じることがあります。
特に以下のような生活習慣がある方は、腸腰筋がこわばりやすくなる傾向があります。
- 長時間の座り仕事や車の運転
- 体を反らす・伸ばす動作が少ない
- 猫背・反り腰など姿勢のクセがある
- ストレスや冷えによる筋緊張
このように、腸腰筋の柔軟性が低下していると、寝起きの動作時に腰へ余計な力が加わり、結果として腰痛につながることがあります。
多角的にサポートしています
カイロプラクティックベリーでは、骨格のバランスを整える施術だけでなく、睡眠環境・生活習慣・姿勢・腸腰筋の状態までを丁寧に確認し、無理のない形でご提案を行っています。
磐田市・浜松市・袋井市近郊で、朝の腰痛・慢性腰痛・ぎっくり腰・坐骨神経痛などでお困りの方、お気軽にご相談ください。
よくあるご質問(FAQ)
Q1. 朝起きたときの腰痛は病気なのでしょうか?
一概に病気とは限りません。睡眠中の姿勢や寝具の影響、筋肉のこわばり、体の歪みなどによって、朝だけ腰に負担がかかっている場合もあります。気になる症状が続くようであれば、まずはお身体の状態を確認することをおすすめします。
Q2. 寝起きに痛いのは寝ている間に負担がかかっているということですか?
はい、可能性があります。とくに寝返りが少ない、寝具が体に合っていない、睡眠の質が低いといった環境では、回復が進みにくく、筋肉や関節に負担がかかり続けてしまうこともあります。
Q3. 腸腰筋が原因になることがあるのはなぜですか?
腸腰筋が硬くなると、起き上がる動作や脚を持ち上げる動作に支障が出やすくなり、寝起きに腰へ負担が集中することがあります。長時間の座位や姿勢のクセ、冷えなどでも硬くなりやすいため、日常的なケアが大切です。
Q4. 睡眠環境を改善すると良くなることはありますか?
はい、多くの方が睡眠の質や寝具の見直しで体の負担が減ったと感じられています。当院でも、施術だけでなく、睡眠環境や姿勢のアドバイスを含めたサポートを行っております。
Q5. どんな人が来院していますか?
当院には、朝の腰痛に悩むデスクワーク中心の方、主婦の方、長時間運転される方など、さまざまな年代の方が来院されています。お一人ずつ丁寧に対応しておりますので、初めての方も安心してご相談ください。
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