腰椎椎間板ヘルニアについて 原因、症状、改善方法について

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腰痛の人のイラスト

椎間板ヘルニアといわれるとショックですよね。

飛び出したヘルニアの状態はなおらなくても、痛みや痺れは改善の可能があります。

私自身も、ヘルニアになり眠れないほどの腰痛や脚の痺れに非常に苦しみましたが、改善して痛みや痺れが全く無くなってから20年以上ブリ返していません。(手術はしていません)

ヘルニアとは何か

背骨は『椎骨(ついこつ)』という骨が、積み木のように積み重なって形成されています。

腰では5つの椎骨が重なっていて『腰椎(ようつい)』といいます。

その椎骨と椎骨の間にあるのが『椎間板(ついかんばん)』です。

この椎間板は弾力性があり、背骨に加わる衝撃などを緩和するクッションの役割があります。

正常な背骨とヘルニアの背骨のイラスト

この椎間板に強い圧力が加わったり、弾力性が低下すると、椎間板の一部が飛び出すことがあります。

ヘルニアというのは、この椎間板の一部が『突出している状態』のことをいいます。

腰椎の椎間板ヘルニア、頚椎の椎間板ヘルニアなどがあります。

腰痛の時のヘルニアの場合は、腰椎の椎間板が飛び出している状態で『腰椎椎間板ヘルニア』といいます。

腰椎椎間板ヘルニアによる痛みの原因

下の写真の赤いものが、飛び出している状態で【ヘルニア】です

CIMG8557

飛び出した赤いものが、黄色い線に当たっていますね

この黄色い線は、神経です。

神経は、骨と骨の隙間から出ています。

ヘルニアと神経が接触していると、痛みや痺れを引き起こすといわれています

飛び出していても神経と接触していなければ、腰痛や脚の痺れがないこともあります。

ヘルニアというのはあくまでも、『飛び出している状態』のことをいいます。

その飛び出したものと神経が関連すると、腰痛・坐骨神経痛・痺れなどを引き起こすといわれています。

飛び出しているヘルニアの状態でも、痛みや痺れがなくなることも多いです。

ヘルニアはレントゲンでは分からない

このヘルニアは、MRIでなければ判別できません

椎間板はレントゲンには映らないからです。
レントゲンのイラスト画像
レントゲンで、骨と骨の隙間が狭くなっているとしても、飛び出しているのか、ヘルニアかどうかは分かりません。

レントゲンで骨の形、骨と骨との間隔などのチェックをして、異常がみられればMRI検査を行い判別します。

レントゲンだけで診断された方はセカンドオピニオンも視野に入れて、MRIも撮影してもらうと良いかと思います

腰椎椎間板ヘルニアの症状について

    腰椎椎間板ヘルニアの代表的な症状としては、

  • 腰の痛み
  • 臀部(お尻)の痛み
  • 脚の痛み
  • 脚の痺れ(しびれ)
  • があります。

    また、

  • 足に力が入らなくなる
  • 歩きにくくなる
  • 排尿や排便機能の異常
  • 等がおこることもあります。

痛みやしびれ等の症状は、前屈み、椅子に座っている時などに強くなることが多いです。

これらの姿勢は、椎間板の内圧を高めるためといわれています。

実は私も大学4年生の時に、腰椎の椎間板ヘルニアと診断されました。

    その時の私の症状は、

  • 立っていても痛い
  • 座っていても痛い
  • 足が動かなくて走れない
  • 寝ても痛くて眠れない
  • 脚に痺れがある
  • という状態で24時間痛みと痺れがありました。

座椅子に座って寝たりしていて、地獄の数年間でした。

ヘルニアの診断時に『一生治らないから上手く付き合っていくしかない』と医師から言われました

確かに病院や整体などへ通っても全然変わらず激痛の日々でした。

しかし、今は腰痛も痺れもなく、ぶり返してもいません。

腰椎椎間板ヘルニアを改善するには

病院でのヘルニアへの療法としては、『保存療法』と『手術療法』があります。

保存療法としては、神経ブロック注射・消炎鎮痛薬など薬物療法・牽引療法などがあります。

手術療法は、切開してヘルニアを摘出する手術・切開せずにレーザーなどによる手術があります。

ヘルニアの症状の本当の原因。ヘルニアがあっても痛みはなくなる?

ヘルニアといわれると相当にショックですよね。

でもヘルニアで飛び出している状態でも、痛みや痺れがなくなることはあります。決して諦めないでください。
女性のイラスト

海外の研究では、『亡くなった人を調べると90%以上の人はヘルニアが飛び出している。しかし生前に、痛みや痺れなどヘルニアの症状が実際にみれらたのは僅か6%ほどだ』という研究があります。

つまり、ほとんどの人は検査すればヘルニアの状態があるけど、腰痛や痺れなどの症状がない人がほとんどだということです。

このことから海外では『ヘルニアが痛みの本当の原因ではない』ともいわれることもあります。

実際、私自身や当院へみえた方も、ヘルニアの状態はそのままでも痛みや痺れが改善し、その後にぶり返していない方が多いです。

ヘルニア以外に、腰痛・脚の痛みや痺れをおこしている『別の原因』があるということです。

当院では、腰痛・坐骨神経痛・脚の痛みや痺れなどに対して、100種類以上の検査法の中から必要な検査をします。

この検査により、痛みや痺れの根本原因を探し出します。

今まで20年以上の間に多くのヘルニア・坐骨神経痛・腰痛の患者さんをみてきましたが、ほとんどの方の原因は『骨盤の歪み』や『背骨の歪み』など、ヘルニア以外のことが原因となっている可能性があるだろうという見解でした。

骨盤の歪みと背骨および各障害の関係イラスト

原因が分かれば適切な施術をしていけば症状は改善していく可能性もあります。

当院では、本場アメリカ仕込みの300種類以上の習得技術の中から、1人1人に最適なオーダーメイドの施術をしていき、ヘルニアなどの腰痛を根本改善を目指します。

磐田市、浜松市、袋井市近郊での、ヘルニア・腰痛・坐骨神経痛等のご相談は、カイロプラクティックベリーまで。

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