不眠が気になるときに知っておきたいこと —医療の診断基準と日常ケアの視点—
不眠症には、医療機関で定められた診断基準があります
「最近眠れない」「寝つきが悪い」という方は多くいらっしゃいますが、
一時的な寝不足や生活リズムの乱れだけでは“不眠症”とは診断されません。
医療機関では、次のような基準に当てはまるかどうかを総合的に判断します。
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寝つきにくい/夜中に目が覚める/朝早く目覚めてしまう/ぐっすり眠れない といった
睡眠の質や量の低下が続いている - 眠る時間や環境があるにもかかわらず、睡眠の問題が慢性的に続いている
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夜の睡眠の問題によって、昼間に次のような不調が1つ以上みられる
- 疲労感・倦怠感が抜けにくい
- 集中力・記憶力の低下
- 仕事・家事・学業への支障
- 気分の落ち込み・イライラ
- やる気やエネルギーの低下
- 作業中や運転中のミスやヒヤリハットが増える
- 頭痛や消化器の不調など、自律神経に関係すると思われる不調
- 「眠れないこと」そのものへの強い不安やこだわり
これら①〜③すべてに当てはまる場合は、
医療機関にて不眠症と診断されることがあります。
気になる症状が続くときは、まず専門の医療機関でご相談されることをおすすめします。
※株式会社実業之日本社「病気の原因は『眠り』にあった」(宮崎総一郎著)P64より引用・参照
不眠と自律神経・姿勢・生活習慣の関わりについて
眠りは、単に「目を閉じれば眠れる」というものではなく、
自律神経・ホルモンバランス・体内時計 など、
さまざまな働きが関係しているといわれています。
また、首まわりや背中の緊張、浅い呼吸、猫背などの姿勢のクセが重なることで、
リラックスしづらくなる場合もあります。こうした要素は、日々の生活習慣とも深くつながっています。
当院では、
- 姿勢や首・背中まわりの緊張のチェック
- 生活リズムや呼吸のクセの確認
- ご自宅でできる簡単なセルフケアのアドバイス
などを通して、「眠りやすい状態づくり」をサポートすることを心がけています。
カイロプラクティックベリーでは、アメリカの大学で学んだ技術と知識をもとに、
自律神経のケアや姿勢のチェック、生活習慣の見直しアドバイスなどを行い、
眠りに関わるさまざまな要素へ総合的にアプローチしています。
延べ40,000人以上の方への対応経験を活かし、
お一人おひとりの状態やペースに合わせてサポートさせていただきます。
磐田市・浜松市・袋井市近郊で、不眠・睡眠のお悩みや自律神経の乱れが気になる方は、
どうぞお気軽にご相談ください。
不眠・睡眠に関するよくあるご質問
Q1. 自分が「不眠症」なのか、セルフチェックだけで判断しても大丈夫ですか?
A. インターネットや本のチェック項目は参考にはなりますが、
正式な診断は医療機関が行うものとされています。
「眠れない日が続く」「日中の不調が強い」など気になる場合は、
早めに医師へ相談されることをおすすめします。
当院では診断や投薬は行いませんが、
姿勢・生活習慣・自律神経バランスの面からサポートしています。
Q2. どれくらい眠れない状態が続いたら、病院を受診した方がよいのでしょうか?
A. 一時的な寝不足は誰にでもありますが、
- 不眠が続いている
- 日中の疲労・集中力低下・気分の落ち込みがある
- 生活や仕事に支障が出ている
といった場合には、医療機関で相談されると安心です。
不安を抱えたまま我慢しすぎず、専門家の意見を取り入れることが大切です。
Q3. 睡眠環境(枕・寝具・部屋の明るさなど)はどこまで関係しますか?
A. 枕やマットレスなど「寝具だけ」で不眠が解消されるとは限りませんが、
眠りやすい体勢や環境づくりの一部としては有効と言われています。
特に、
- 寝る前の光(スマホ・照明)
- 呼吸のしやすさ・姿勢
- 体温・室温
が影響しやすいポイントです。
当院では、姿勢や体の使い方から「眠りやすい環境づくり」のアドバイスをしています。
Q4. 不眠と自律神経の乱れには関係がありますか?
A. 寝つきにくさや浅い眠りには、
自律神経(交感神経・副交感神経)のバランスが関わる場合があります。
日中の緊張が抜けにくい、呼吸が浅い、姿勢の崩れなどが続くと、
休息モードに切り替わりにくくなることがあります。
当院では、体の緊張状態や姿勢を確認し、
リラックスしやすい状態づくりをサポートしています。
Q5. カイロプラクティックベリーでは、不眠に対してどのようなことをしていますか?
A. 不眠そのものを直接治療するのではなく、
眠りに入りやすい状態づくりを目的に施術と生活アドバイスを行っています。
具体的には、
- 首・背中・骨盤まわりの緊張バランスの確認と施術
- 呼吸のしやすさや姿勢のチェック
- 生活リズム・就寝前の習慣のアドバイス
医療機関での治療や検査と並行しながら、
体と心の負担を軽くするサポートを心がけています。
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