熱中症と頭痛の意外な関係|血管・自律神経・姿勢がカギ
🧊こんな頭痛、夏に増えていませんか?
・外に出たあと、ズキズキする頭痛が続く
・室内でも、なんとなく頭が重くて集中できない
・首や肩もガチガチ、呼吸も浅くなる感じがする
そんなあなた、もしかしたら
「熱中症にともなう頭の不快感」かもしれません。
☀️ 熱中症で頭が重くなるのはなぜ?
熱中症は「体温調節がうまくいかなくなることで起こる体調不良」です。
暑さによって体に熱がこもったり、水分やミネラルが不足することで、
頭にも重だるさやズキズキとした不快感が現れることがあります。
💡こんな要因が関係していることがあります:
- 血管の拡張によるズキズキ感
→ 暑さで血管が拡がり、頭部の神経を刺激しやすくなります。 - 脱水による変化
→ 脳内の圧力や働きに影響が出ることで、違和感が強まることも。 - 首肩まわりのこわばり
→ 呼吸が浅くなり、緊張性の不調につながるケースも見られます。
🌡 こんな時は気をつけて
- 外出後や暑い室内で、急に頭がズキズキする
- 頭の重さに加えて、ふらつきやだるさもある
- 冷房の効きすぎで体が冷えたときに頭がつらい
- 夏になると毎年のように同じ不調が出る
こうした症状があるときは、まず熱中症の基本的な対処が大切です。
🧴 ご自宅でのケア方法
- ✅ 涼しい場所でゆっくり休む
- ✅ 水分とミネラルをこまめに摂る(経口補水液・麦茶など)
- ✅ 首や脇の下などを冷やす
- ✅ 背中を丸めすぎないよう、軽く胸を開く姿勢を意識する
🌀 熱中症+歪み → 頭の不調が強まることも?
熱中症のような症状は主に「環境」や「水分不足」が関係しますが、
そこに姿勢の崩れや背骨の歪みがあると、以下のように影響が重なるケースも考えられます。
① 体温調節がうまく働きにくくなることも
首〜背骨(特に上部胸椎・頚椎)には、自律神経の働きに関係する領域があります。
この部分に緊張や歪みがあると、「汗をかく・血管を収縮させる」など
体温調節の反応がスムーズにいかなくなる場合があると考えられています。
その結果、熱が体にこもりやすくなり、頭の重さや違和感が続くことも。
② 血流が悪くなり、脳への酸素供給が低下する可能性も
姿勢の乱れや首の筋肉のこわばりによって、
脳への血流がスムーズに流れにくくなることがあるといわれています。
そこに暑さや水分不足が加わることで、頭がぼーっとしたり、重だるく感じる方もいます。
③ 呼吸が浅くなり、だるさや締めつけ感が強まることも
猛暑や冷房で自律神経が乱れると、どうしても呼吸が浅くなりがちです。
さらに猫背や前かがみの姿勢が続くと、肋骨や横隔膜の動きが小さくなり、
呼吸の質がさらに落ちてしまうこともあります。
結果として、頭の締めつけ感や倦怠感が増すと感じる方もいらっしゃいます。
🧭 まとめ
熱中症に関連する頭の不快感は、まずは環境要因の見直しとセルフケアが基本です。
ただし、毎年繰り返してしまう方や、なかなか回復しにくい方の中には、
姿勢の影響や背骨のバランスの崩れが背景にある可能性も考えられます。
以下のようなお悩みがある場合には、
姿勢や体のバランスを見直すことが、一つのヒントになるかもしれません。
- ✔︎ 熱中症の不調が回復しづらい
- ✔︎ 涼しくしても頭の重さが残る
- ✔︎ 毎年、夏になると同じような不調に悩まされる
💆♀️ 当院でのサポート
当院では、姿勢の傾きや首・背骨の状態を確認しながら、
以下のような施術でお体を丁寧に整えていきます。
- ・首・肩の緊張をやさしく整える施術
- ・背骨や骨盤のバランスを確認・調整
- ・呼吸や姿勢にも関係する筋肉へのアプローチ
こうしたケアによって、お体のめぐりや深い呼吸を促すお手伝いをしています。
※施術効果には個人差があり、すべての不調が解消するわけではありません。
❓よくあるご質問
Q. 熱中症による頭痛は整体で良くなるのですか?
熱中症の原因は主に環境や水分不足などによるものなので、
まずは医療機関での適切な対応やセルフケアが大切です。
ただし、毎年同じような時期に体調を崩しやすい方や、
回復が遅い方の中には、姿勢や体のバランスが関係しているケースもあります。
そのような方には、背骨や自律神経の働きを意識した施術がサポートになる場合があります。
ご予約・無料相談はこちら
「どこに相談すればいいか分からない…」
そんな時は、まずはお話をお聞かせください。