眠りの質を上げるために──自律神経と生活習慣の整え方

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自律神経を整えて、眠りやすい状態をつくるために

不眠が続いていると「眠れない自分をどうにかしなきゃ」と焦りが強くなり、
さらに緊張が高まってしまうことがあります。
眠りは、
交感神経(緊張モード)と副交感神経(休息モード)のバランス
うまく切り替わることで成り立つと言われています。

どちらかが働きすぎたり、切り替えがうまくいかないと、
「眠りに入りにくい」「夜中に目が覚めやすい」といった状態が続いてしまうことがあります。
ここでは、日常生活の中でできる
“自律神経を整えるためのヒント”をいくつかご紹介します。

不眠対策として「交感神経を落ち着かせる」ための習慣

日中から夜にかけて交感神経がフル稼働の状態が続くと、
体が「休息モード」に切り替わりにくくなることがあります。
次のような工夫は、緊張を和らげる手助けになると言われています。

  • 夜は蛍光灯などの白くて強い光を控える
  • 夕方以降はカフェイン(コーヒー・紅茶・緑茶・栄養ドリンクなど)を控える
  • 就寝3時間前からはスマホ・タブレット・テレビなどの強い光(ブルーライト)を避ける
  • 刺激の強いニュース・ドラマ・動画は夜遅くに見ないようにする
  • 不安が強まるような作業や考えごとは、なるべく日中に済ませておく

夜は「体と心をゆっくり休ませる時間」として、
少しずつブレーキをかけていくイメージが大切です。

不眠対策として「副交感神経を働きやすくする」ための習慣

眠りに入るためには、体が“リラックスモード”に切り替わる必要があります。
次のような方法は、副交感神経が働きやすい環境づくりに役立つとされています。

  • 少しぬるめ(おおよそ40度以下)のお風呂にゆっくりつかる
  • リラックスできる音楽や環境音を小さめの音で流す
  • 寝室の照明を暖色系(オレンジ・黄色系)にして明るさを落とす
  • 寝室をできるだけ暗くし、光の刺激を減らす
  • 日中に軽い運動やストレッチを取り入れる
  • 体が緊張しすぎない高さ・やわらかさの寝具を選ぶ
  • 浅い呼吸になりやすい方は、「ゆっくり吐く」呼吸を意識してみる

目を閉じると副交感神経が働きやすいと言われますが、
自律神経が乱れていると、この切り替えがスムーズにいかなくなることもあります。

姿勢や首まわりの緊張も、自律神経の切り替えに影響するといわれています

首まわり(頚椎)や骨盤まわりの緊張は、
自律神経の働きに影響しやすい部位とされています。

デスクワークで同じ姿勢が続くことや、猫背・前かがみの姿勢、浅い呼吸などが重なると、
「リラックスしたいのに、体が緊張しっぱなし」という状態になりやすく、
休息モードに切り替わりにくくなる場合があります。

こうした背景があるため、
首や背中、骨盤まわりのバランスを整えることが、眠りやすい状態づくりの一助になる場合もある
と考えられています。

当院で大切にしていること


カイロプラクティックベリーでは、アメリカの大学で学んだ知識と技術をもとに、
姿勢バランスや首・骨盤まわりの緊張、生活リズムや呼吸のクセなどを確認し、
「眠りやすい状態づくり」をサポートすることを心がけています。

不眠そのものを直接治療するわけではありませんが、

  • 首・背中・骨盤まわりの緊張バランスのチェック
  • 姿勢や呼吸のしやすさの確認
  • 生活リズムや就寝前の過ごし方についてのアドバイス

などを通して、自律神経が切り替わりやすい環境づくりをお手伝いしています。
医療機関での診察や治療と並行しながら、体と心の負担を少しでも軽くできるよう、丁寧な対応を心がけています。

延べ40,000人以上の方への対応経験を活かし、
お一人おひとりの状態やペースに合わせてサポートさせていただきます。
磐田市・浜松市・袋井市近郊で、不眠や自律神経の乱れ、骨盤バランスなどが気になる方は、
どうぞお気軽にご相談ください。

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自律神経と眠りに関するよくあるご質問

Q1. 自律神経が乱れていると、必ず不眠になりますか?

A. 自律神経の乱れがあるからといって、
必ず不眠になるとは限りません
体質やストレスのかかり方、生活リズム、持病の有無など、いろいろな要素が関わるといわれています。
ただ、自律神経は「緊張とリラックスの切り替え」に関係するため、
乱れが続くと眠りに入りにくくなる方もいらっしゃいます。
気になる症状が続く場合は、医療機関で相談されると安心です。

Q2. 病院で治療やお薬をもらっていますが、併用して通っても大丈夫ですか?

A. 医療機関での治療やお薬の服用を続けながら、
体のケアや生活習慣の見直しを並行して行う方もいらっしゃいます
当院では診断や投薬は行わず、姿勢や首・背中・骨盤まわりの緊張、呼吸のしやすさ、生活リズムなどを確認し、
「眠りやすい状態づくり」のサポートを目的としています。

Q3. 何回くらい通うと、眠りに関する変化を感じやすいですか?

A. 通う回数やペースには個人差が大きく
「何回でこうなる」と一概にお伝えすることが難しいのが正直なところです。
体の状態やお仕事の状況、生活リズム、ご自身で続けていただくセルフケアなどによっても変わってきます。
当院では、初回にお体の状態やご希望をうかがいながら、
無理のないペースをご提案し、少しずつ様子を見ていく形を大切にしています。

Q4. 生活習慣が乱れていても、施術だけでよくなりますか?

A. 自律神経や眠りには、
体の状態(姿勢・筋肉の緊張など)と生活習慣の両方が関わるといわれています。
施術で体の緊張がゆるんでも、夜更かしや強い光の刺激、カフェインの摂りすぎなどが続くと、
眠りにくさが残る場合もあります。
そのため当院では、施術だけに頼るのではなく、
日常生活の中で無理なく続けられそうな工夫を一緒に考えていくことを大切にしています。

Q5. どんな服装で行けばいいですか? 仕事帰りでも大丈夫でしょうか?

A. リラックスして横になれる、動きやすい服装がおすすめです。
スカートではなくパンツスタイルでお願いします。
お着替えを持参していただき、仕事帰りにそのまま来院される方もいらっしゃいます。
ご不安な点があれば、ご予約時に遠慮なくおたずねください。

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