腰痛の時にやってはいけない対処法とは?正しいケアのポイントを解説

腰痛で絶対にやってはいけないこと
腰が痛いと、つい温泉やお風呂で温めたくなりますよね。
実際、温めている間は一時的に楽に感じることもあります。
しかし、これは「炎症による痛み」がある場合には逆効果になることが多いのです。
温めることで炎症がひどくなり、結果として痛みが長引いたり悪化してしまうことがあります。
腰痛の対処法のポイント
炎症のある腰痛の場合、最も大切なのは「冷やすこと」です。
当院では、急性期の痛みに対して氷によるアイシングをおすすめしています。

アイシングの際によくある間違いとして、以下のようなものがあります。
- 保冷剤
- アイスノン
- 冷えピタ
- 湿布
これらは冷たく感じるかもしれませんが、実際には筋肉の深部まで冷やす効果がありません。
特に湿布や冷えピタは「スーッとする感覚」はありますが、実際に温度を下げているわけではないのです。
また、保冷剤やアイスノンも表面温度は下がりますが、深部の炎症には届きません。
研究や臨床でも、炎症を抑えるには氷がもっとも有効だということがわかっています。
※注意点として、氷を当てすぎると凍傷の危険があるため、1回15分を目安に行いましょう。
実際、保冷剤やアイスノンを使ってなかなか痛みがひかない方が、氷でのアイシングに切り替えたことで改善される例も多く見られます。
腰痛の急な痛みには「氷」で冷やす
──これが最もシンプルで効果的な対処法です。
磐田市・浜松市・袋井市近郊で、腰痛・ぎっくり腰・坐骨神経痛などでお困りの方は、ぜひ一度当院までご相談ください。
よくあるご質問(FAQ)
- Q. なぜ保冷剤や冷えピタではダメなのですか?
- 表面は冷たく感じますが、筋肉の深部までしっかりと冷やすことができないため、炎症を抑える効果が弱いとされています。氷を使うことで、しっかりと患部の深部にアプローチできます。
- Q. 氷で冷やす時間はどれくらいが目安ですか?
- 1回15分を目安にしてください。冷やしすぎると凍傷のリスクがありますので、連続使用には注意が必要です。
- Q. 氷を当てるときは直接肌に触れても大丈夫ですか?
- タオルや薄い布を一枚挟んで使うことをおすすめします。直接当てると皮膚が赤くなったり、凍傷を起こすことがあります。
- Q. どんなときに温めても良いのですか?
- 慢性的な筋肉のこわばりや血行不良による疲れには温めるのが有効な場合もありますが、炎症や痛みが強いときは温めると悪化することがあります。自己判断せず、専門家にご相談ください。
- Q. 氷で冷やすと筋肉が硬くなりませんか?
- 一時的に筋肉が硬くなることはありますが、炎症を抑えることで回復しやすくなります。冷やした後に軽く動かすとスムーズに回復することもあります。
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